大ヒット上映中のディズニー映画『アナと雪の女王』(以下、『アナ雪』)。一部で噂され、話題を集めているのが“『アナ雪』の本当のテーマは同性愛”という説だ。
確かに『アナ雪』には、これまでのディズニー映画とは大きな違いが数多くある。物語は王女・エルサとその妹・アナの姉妹が主人公というディズニー映画初のダブルヒロインだが、エルサは「プリンセス」という役割にもかかわらず、お約束であるはずの“お姫様願望”を持ち合わせていない。
さらに、触れるものをすべて氷にしてしまう力をもつエルサは、その魔法を隠すために人と接触せず引きこもり状態。これが、同性愛者が抱える葛藤と似ていることから「魔法=同性愛のメタファーでは?」と憶測する意見も。たしかにそう考えると、エルサが劇中に歌う『Let it go』に込められた“ありのままの自分でいい”というメッセージは、カムアウトの歌とも受け取れる。
記事全文:『アナ雪』大ヒットの裏に「同性愛」の隠しテーマ!? 実は“超”ドル箱だった、性的マイノリティ市場!!
実は編集部の私(レズビアン)も最初にこの曲を聞いた時、「あれ?レズビアンの自分にピッタリ当てはまる・・・?!」と思い、曲をリピートして聞き、何度も涙しました。
個人的主観ですが、ストーリーを見てもどこかそういった意味が隠されているんじゃないかと思ってしまう部分はありました。なので、後からこのような記事が海外から発信されるようになり、「やっぱりそう感じ取った人は多いんだ!」と、納得。
本当に「同性愛」というテーマが隠されているのか真偽はわかりませんが、それぞれで受け取った解釈を楽しめばいいと思います。皆さんはどう思われますか?
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