高校を卒業してから、バイトをしながら学費を払って国家資格取って。
精神的には高校生の時から自立していた、というか、自立せざるを得なかった状況だったため、人に頼るということがわからない。いや、もはや必要性すらわからない。
私はそんな可愛げのない女です。
そのため、「誰かを支える」というのは簡単にイメージがつくのですが、誰かに「支えられる」というイメージが全く付かず、そうなると「パートナー」という意味合いや、必要性すらもわからなくなってしまう末期状態です。
現在フリーで、30代半ばに差し掛かる年齢まできていますが、正直一人で生きていくことにも抵抗がありません。
まだまだこれから生きていく中で、好きだと思える人と出会えるかもしれない。
その時はその時ですが、人の気持ちを良い意味でも良くない意味でも期待はしておらず、「生涯共に」というのはどこか縛りに感じてしまったり、感じさせてしまうのではと消極的になってしまったり。
そうなると、きっと死ぬまで、
誰かと付き合って、そして何らかの原因で別れて、を、繰り返すんだろうなって。
「死ぬまで一緒に生きたい」
今まで付き合った彼女に対してそう思ったこと何度もあったけど、結局別れてしまったし。人の感情はあてになりません。自分の感情をもって確信しています。
別れなかったとしても、きっとそれは愛ではなく、意地や執着。
人は必ず一人で死にます。
誰かと生きていても、置いていく側、置いていかれる側、もしくはどちらでもない、必ず一人です。
パートナーの必要性がわからないこんな自分なのですが、人を愛したいのです。
相手を縛らずに自由に愛したい。
だから、最後は一人で全然構わない。
こんな心持ちで、はたして本当に誰かを愛せるのでしょうか?
その愛は、この世の永遠になるのでしょうか?