論破できるか?

なんでも相談セクの悩み論破できるか?
論破できるか?
  2019/11/4(月) 14:30



  • 「この世には男と女しかいない。体の性によって心や考え方が決まる事はないから、心の性なんてものはない。例えばXの人は、周りの大多数の男や女とは感性が違うだけの、ただの男や女だ」的な事を言われ、何も反論する事ができませんでした。
    私的には話の論点が何か違うなと疑問に思ったんですが…

    なんとか論破したいので、貴方だったらどう言い返すか教えて下さい。参考にしたいので…

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    回答数:0
    |2019/11/4(月) 15:20 |ID:177291

    まず前提として、どの学問領域から述べているのかが不明瞭なので論として形を成していない、破綻しているとしか言えないですね。

    「この世には男と女しかいない」というのは生物学的な見地でいう雌雄の別(オスメス)のことだと思うのですが、心の性別として扱われるものはいわゆる社会学的な領域の話です。主さんが上げた文章はその学問領域がごちゃまぜになってます。

    日本語ではどちらも「性別」と呼んでしまっていますが、英語圏では「生物学的な性別」と「社会学的な性別」は言葉から明確に区別されています。後者は「ジェンダー(gender)」と呼ばれているもので、さまざまな国の歴史や民俗学的な見地も交えた上で、その成り立ちから現代社会における問題点を含めて今まさに研究が行われているところです。

    つまり生物学的な雌雄の別をもって、社会学的な性別を定義すること自体不可能ですし、ナンセンスだということです。

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    柴 5年前

    回答ありがとうございます。
    今考えたら確かにナンセンスだな〜と思うだけで聞き流せますが、言われた時はつい、論破したい衝動に駆られてしまいました笑


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    |2019/11/4(月) 15:29 |ID:177295

    何故論破したいのかも分からんのですが……
    正直放っておけばいいのに、と思うので。
    真面目に受け取るなら、言っていることが滅茶苦茶でびっくりとだけ。

    >この世には男と女しかいない。
    半陰陽って知らないの…?
    この人は何をもって男だ女だと境界をつけているのかも意味不明。
    結論を支える前提条件がふわっとしていて曖昧なのは、論客としてないなって思いましたね。

    >体の性によって心や考え方が決まる事はないから
    これも前提の時点で破綻。
    ジェンダーを否定していることは明らかだけれど、セ○クス(行為ではなく、生物学的な”性”の意味)まで否定しているなぁって思いましたね。
    ホルモンというのも知らないのかな……?身体の性が心に影響を与えないなら、生理前に情緒不安定になる女なんておらんわ。

    論点が違うというか、発言自体が論になっていません。
    言い返すほどの価値なし、というのが率直な感想ですね。

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    柴 5年前

    全文同意しました。上手く言語化してくれてありがとうございます。

    真面目に受け取ると言うか、衝動的にイライラしてしまいました。私自身がXなので…
    何言ってもわかり合えない人もいると思うので、これからは放っておく事にします。


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    |2019/11/4(月) 15:30 |ID:177296

    私もその理論に同意です。
    Xは自分の性別に違和感がある男女です。
    現に性別のない人間はいません。

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    柴 5年前

    性別のない人間はいない、という文には同意します。Xの無性等も「無性」という性別だと思って私は接するので…
    でも、貴方はきっと男や女以外の性別はないという考えから「性別のない人間はいない」と言ってるんですよね。
    貴方のような主張をする人は体の性に重点を基本的に置いてると思うんですが、私はそうじゃないので貴方の考え方は正直全く意味がわかりません。ですが、こういう考えの人もいるんだなと勉強になりました。回答ありがとうございます。


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    |2019/11/4(月) 15:30 |ID:177297

    論旨が二つあるね。ひとつは「生物学的な性は、男と女の二種類しかない」という主張。
    もうひとつは「心の性別というものは存在しない、存在するのは体の性別のみだ」という主張。

    1点目について。確かに長い歴史を通しても、世界中の多くの場所で男女というカテゴリーが使われてきた。その一方で、「国連によると世界人口の1.7%がインター セ ックスの特性を持っている」という報告がある。オリンピックなんかでは100年くらい前から、女性アスリート・イン ターセ ックス「疑い」のアスリートを捕まえて「体つきが女性ではない、女性かどうか調べるべきだ」なんて性 別判定が実行されてきて、近年では批判を浴びている。

    BUZZFEEDの記事に、こんな文章があった。

    「女」であるかを決める検査方法は変遷を続けてきた。外 性 器を見る解剖学的な検査から、頬の内側を綿棒でこする遺伝子検査へ、そして血液中のテストステロンのレベルを測定するように。その変遷とともに、性別は生物学的マーカーでは測りきれない複雑なものであることもわかってきた。何が性別を決めるのか。「生 殖 器か? 染色体か? ホルモンか?」。スポーツ界のジェンダー問題に詳しいバッファロー大のスーザン・カーン教授はBuzzFeed Newsに語る。カーン教授はIAAFとIOCを批判する。両者が目指すのは「真の女性」という型に適合しない選手たちを除外することだ、というのだ。「女性選手」を定義するのは単純な問題ではない。そもそも「誰」が「女」を定義することを許されるのか。(https://www.buzzfeed.com/jp/sakimizoroki/sex-testing-olympians-jp)

    上の記事からも分かるように、男女というカテゴリーは必ずしも綺麗に分かれているわけじゃなく、複雑で複合的な特徴を持つ・持たないで分かれているものだと思う。よって人口全員が男か女の「体」とやらに属すると考えるのは、個人的には間違いだと思う。

    第2点について。心の性別には捉え方が二つあると思う。ひとつは生物学的な定義。例えばホルモンや遺伝子によって、生まれた時から女性らしい子供・男性らしい子供が存在するという考え。子供は、親や社会に強制されなくても男子なら青色、特撮ヒーロー、乗り物etcを好む傾向にあるという考え方。

    もうひとつは社会的な定義。生まれたときから、男の子は男の子として育てられ、女の子は女の子として育てられる。赤ちゃんが言葉を吸収していくように、子供は文化的なコード・社会的なコードを内在化させることによって物事の判断をつける能力・褒められる振る舞いを身につけていく、という考え方。

    個人的にはどちらもジェンダー観を定義する要因だと思う。子供の頃からトランスジェンダーを自認してきた子は、社会的には「男/女として」育てられるにもかかわらず、それに違和を感じるわけなので。「心の性」というのが「ない」とは言い切れないと思う(全てだとは思わない)。同時に社会的な定義の影響を否定するのも馬鹿げているだろう。「動物に育てられた子供」の例は世界中にいくつかあるけれど、彼らは「人間に生まれたから」「男の体だから」という生物学的な要因にもかかわらず、まったくとして人間社会で育てられた子供のようには振舞わない。

    私は全然ジェンダーの専門家ではないが、学問は極めれば極めるほど断言をするのが難しいことに気付く。自分の意見を世の中の理のように話すのは、学術的な態度ではない。勉強しないと決め込むことで強い主張ができるので、なんちゅうかね、論破しようとするのも時間の無駄というか。

    もっと詳しく身体的な性とジェンダーのことを知りたいのなら、ややこしいけどジュディス・バトラーの「ジェンダー・トラブル」は内容がまったくドンピシャなので、一読の価値があるかもです。

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    柴 5年前

    何言ってもわかり合えない人もいるんだから論破しようと思うこと自体が確かに時間の無駄でした笑

    ジェンダーの専門家ではなくとも、私にとっては凄く興味深い文でした。分野問わず、大体の物事等は調べれば調べるほど理解や断言するのが難しくなるもんですよね。
    これからは、自分や自分の好きな人だけが理解してくれてたらそれでいいや〜ぐらいの軽い気持ちでいようと思います!回答ありがとうございました。


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