福岡市でLGBTなど性的少数者のカップルをパートナーとして公的に認証する「パートナーシップ宣誓制度」を2018年4月から導入すると市長・高島宗一郎氏が発表しました。
同様の制度は全国6自治体で導入されていますが、福岡市では同性カップルに限らず、生まれたときの性別とは異なる生き方をするトランスジェンダーの人も対象とする方針だそうです。これは札幌市に次いで2例目となります。
同制度は、宣誓書にサインし提出をすると市から宣誓受領証が交付されます。
法的拘束力はないが、カップルでの入居時などに利用できます。
記者会見で高島市長は「同性でも異性同士でも、自分らしく生きていけるよう制度を始める。いろいろな方が住みやすい福岡にしていきたい」とコメントし、市営住宅の入居や市立病院の手続きも夫婦と同様に扱われるそうです。