誰にも言えない
自分のこと
初恋は中1
男子には全く興味がなく
そのうち誰かを好きになるだろうと
思いながら、中1の時に初恋
雷に打たれたように突然
女の先輩のことが忘れられなくなり
会いたくて仕方なくて
先輩に会えると喜びの絶頂
何が起きても怖くない
先輩がいないと、胸が痛くて
苦しくてしかたない
それが恋だと気がついて
でも誰にも言えなかった
もちろん先輩にも
自分がいわゆるレズビアンなんだと
気がつき、それを知られるのが怖かった
今でも隠しているけど
社会人になり出会ったノンケさんと恋人同士になり、お互いにそれを隠していた。
だからとても辛かった。
まるで不倫のようなコソコソした関係。
そのあとも何人かの女性と付き合ったが、やはり女性同士、世間の目を気にしてしまい
自分自身に心の中で言い訳しながら
ごまかしながら
ずっと生きてきて
今また恋をしている
そのことを私は心の中で
色々言い訳してしまう
紛れもなく恋なのに
私は女性だけど
女性が好きで
レズビアンで
そして彼女が好きだ
愛している
とても愛しい
結婚できるならしたい
彼女がいい。
だけど今日も自分に言い訳した
自分が傷つかないように
自分に言い訳した
友達だ
憧れだ
寂しいから
違う
私は彼女に本当に惹かれている
紛れもなく恋なのだ
男性が女性に恋するように
女性が男性に恋するように
私は彼女に恋している
でも
報われそうもない
だから
諦めるための
言い訳を自分にしている
私はレズビアンじゃない
ただの気の迷いだ
寂しいからだ
って
違う
本当に彼女が好きだ
彼女がほしい
誰にも言えないこと