私は物心ついた時から女の子が好きでした。小さい時は、男の子ばかりと遊んでいて、洋服も周りの女の子はお花とかサンリオ系のプリントがしてあるものを着ていたけど、私はヒーロー系のキャラクターがプリントしてあるものを好んでいました。もちろんスカートなんて自分で欲しいと思ったことはなく、母親が買ってきたのを嫌々履いていた記憶があります。
中学に入り、制服を着なければいけないという社会的拘束が発生し、スカートを強制的に履かないといけなくなり、その辺りから自分は女性だというジェンダー意識が芽生えてきました。同時に、小学生の時は男の子と純粋に楽しいという気持ちで遊ぶことができていましたが、中学生辺りから「性」に目覚めた男子を目の当たりにして、少しずつ嫌悪感が生まれました。
高校生になると、好きじゃなかったスカートを服屋で買って履いてる自分がいました。今思うと、本当は履きたくて買ったのではなく、女性らしくしないとと思って買ったのだと思います。同じように、男性とお付き合いしないとと思って男性ともお付き合いしました。気づいたら、自分の本当のセクシャリティーを無意識に抑え込んでいる自分がいました。
そしてアラサーの今です。いろんなことを経ました。自分の性に対して嫌悪感はありません。そして最近セクシャリティーを抑え込むこともやめました。
今は俗にいうフェムです。レズビアンです。女の子大好きです。
男の人。まったく興味がない。嫌いではないと思いますが、触れられるのは気持ち悪い。この気持ち悪いが、過剰反応なのか、それとも、ストレートの男性が男性から触られるのが気持ち悪いと思うのと同じ気持ち悪いなのか、自分でも謎なんです。
自分の中身が実は男性?だからそう思うのか。
むしろ性別なんて洗脳の一種なのではないのか。
実は幼い頃、ある男性から性的ないたずらをされたことがあります。